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<ワールドカップ情報最終日・現地時間10日>

最終日の4サムプレーは、開催国バルバドスとのラウンド。予報どおり、激しい雨と強い風にほとんどのチームがスコアを落とす中で、日本ペアも例外ではなかった。

2オーバーの38でターンすると、いよいよ12番プレー中に競技が中断された。1時間45分後に再開されたものの、いきなり12番でボギーを打った。流れを取り戻すチャンスもないまま、2人の初舞台は23位に終わった。

結局“ブービー”から抜け出すことができなかった。
2006年のワールドカップはドイツの優勝で幕を閉じた。

日本代表ペアには分かっている。
あまりにも厚い世界との差。
「そんなに、甘いもんじゃない」。

しかし、それを実際に経験し、徹底的に打ちのめされたからこそ、見えてくるものもある。
世界の強豪が集まる場所で、冷静に自分を見失うことなく戦い続けるために、準備せねばならないことは山ほどある。

それを改めて痛感できた4日間だったようだ。