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サントリーオープン 2001

◆ 横田真一

 報道陣に、好スコアの要因を聞かれると、横田は「ボールが良かったから」の一点張り。
 昨年から契約を結んでいる『キャスコ社』のプロトタイプのニューボール。
 この日初日から使い始めたが、「これが、強烈いい。飛んで止まって、しかも、方向性が出せるんだ」とべた誉めだ。

 「しかも軟らかい打感で、ヘッドに吸い付き、スピン量は強烈」

 7番では、奥バンカーの「絶対にスピンがかからないライから、スピンをかけてとめてパー」

 飛距離も、本人いわく、「20ヤードは伸びている」という。
 その証拠に12番603ヤードのパー5で、無風状態の中、340ヤード飛ばしスプーンで2オンに成功。「今まで、2つで乗ったことなかったんだから!! それに、第2打は、木が邪魔だったから、ドローをかけた。固い2ピースなら、ドローってそんなに簡単にかけられないんだよ!」
 5アンダー首位タイ発進に、「腕は悪いがボールがいい」と繰り返した。
 ちなみに、横田推奨のこのボールはまだテスト段階で、このほど、ようやく公認が下りたばかり。「発売日も、ボールのネーミングも未定。しばらくお待ちください」と横田。

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