記事
アコムインターナショナル 2001
▼ 初日、トピックス「初V以来の、良いゴルフでした」
8月終了時点で、日本の賞金ランク30位の選手には、上位者から優先的に、欧州ツアーの来季の出場権をかけたファイナルQスクール受験の資格が得られる。
福澤も、その挑戦者に名乗りをあげた一人だ。
「世界中のツアーで戦いたい」という福澤は、昨年は、全英オープンのマンデートーナメントから挑戦したり、今年も年頭に、アジアのツアーに足を伸ばしたりと、行動派だ。
「できれば、米ツアーだって挑戦してみたいけど、それは今年は無理だったから・・・。でも、欧州ツアーだって、エルスやモントゴメリー、パーネビック・・・。すごい選手が揃ってる。そんな中に、身を置いてみたくて」
6月のタマノイ酢よみうりオープンの初V以来、低迷が続いていたが、それも、欧州ツアー挑戦を視野に入れ、井上透コーチと、「さらなるレベルアップを模索していた」から。
この日は、ショットとパットが噛み合って、ノーボギーの65と好発進。「初V以来の良いゴルフ。いや・・・ショットはむしろ、あのときより良いくらいですよ」と笑顔の福澤。
11月のQスクールのにむけ、ここで確かな手ごたえをつかんでおきたい。
「それに、そろそろまた上に来ておかないと、忘れられちゃうからね!」大きな夢を抱えながら、福澤が“石岡”を闊歩する。