記事

JCBクラシック仙台 2001

「46歳にもなれば、いろいろあります」(藤木三郎)

大会週の火曜夜、前触れもなく、38度の熱が出て病院にかけこんだ藤木三郎。
 「若いころは、急に熱が出るなんてことなかったのにねえ・・・。人間、年とるといろんな、思いがけないことが起きます。昭和30年2月16日生まれの、46歳ともなれば、ね(苦笑)」。
 病み上がりの初日は、「前日の17時間の睡眠で」絶好調、67をマークして2位タイ。
 「昨日寝すぎたもんだから3時間しか寝れなかった」と眠い目をこすりながら迎えた、この日2日目もスコアを伸ばし、通算7アンダー、単独首位だ。
 「今日は風が強くて、グリーンをはずしたりしたけど、アプローチが良く寄せられた。アウトは10パット、インは11パット。延べ21パットだよ!! ・・・何にも考えないでゴルフすると、こういうこともあるのかな。でもまさか、ね。みんなもっとスコアが良いのかと思っていたのに、自分がトップにいるとは・・・」

 ここ表蔵王は「苦手なコース」と自認するベテラン藤木。89年から、過去12回連続出場だが。これまで、トップ10入りが一度もない。これを機会に、なんとか、ここ仙台で良いイメージを作りたいね」と“46歳”は意気込む。

    関連記事