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JCBクラシック仙台 2001
今大会、各日20万円の賞金がかかったベストスコア賞
この日のベストスコア賞(各日20万円、複数均等割り)を獲得したフィジー出身のディネッシ・チャンドと、タイ出身のプラヤド・マークセン。
2人は、この大会終了後に、久々に故郷に帰る予定をしている。
特に、先々週のマンシングウェアで復活Vを挙げたばかりのチャンドは、昨年シード落ち。オフは、恒例の里帰りを取りやめて、練習と体力作りに専念した。
今回の帰郷は、約1年ぶり。
薫夫人、麗海ちゃん、大海君と共に、嬉しい“凱旋帰国”に、胸躍らせる。
「ほんとうに長いこと帰れず、ママを寂しがらせた。こないだフィジーに電話したら、ごちそうをたくさん用意して、待ってるって言ってたから・・・来週が本当に楽しみだよ」。
現在、全英オープン日本予選ランクの2位。
だが、1位の伊沢利光は、ワールドランキング50以内の資格で出場権を得たため、チャンドは現在のところ、最有力候補になるが、
「全英は絶対に行きたい。そのためにも、今週、できるだけ上位でフィニッシュして、里帰りの前に、出場権を確実なものにしておきたいんだ」と、意気込んでいる。
一方、マークセンは、今季から日本ツアー本格参戦。
タイに家族を置いての“単身赴任中”なだけに、すでにホームシックにかかっている。
「家族と離れているのは、2週間が限度だね。来週が待ち遠しいよ」
平均飛距離は、290ヤード以上。タイ国内でも、その実力はトップクラスだ。
97年、タイで行われたホンダクラシック。優勝したタイガー・ウッズとは、3回も同じ組でラウンドして、「飛距離では負けてなかったと思うな」とキッパリ。
首位とは6打差あるが、「チャンスがないわけではない」と、来週再開する家族への手土産にはベストスコア賞だけでなく、さらにビッグな“優勝賞金”を狙っている。