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コカ・コーラ東海クラシック 2005

宮本勝昌「藍ちゃんのイメージです」

オープンウィークの先週末。家で妻・朋美さんとテレビ観戦を楽しんだ。
日本女子オープンで、最終日に2万人ものギャラリーを集め、史上最年少で大会を制した宮里藍さんの涙の優勝シーンが、今も焼きついている。

20歳にしてツアー通算10勝目をあげ、日本中を揺るがしている。
その勢いは、まるで「タイガー(・ウッズ)並みだ」と改めて感動したものだ。

そのとき注目を集めている人を、お手本にするのが得意だ。
だから今週も、「藍ちゃんのイメージでやってみよう」。

この日初日は“宮里藍”に、なりきった。インスタートの12番で、ティショットを右にOBしてダブルボギーを打った。
かなりヘコんだが、ここぞとばかりに「藍ちゃん作戦」を実行した。
慌てず騒がず、それまでのプレーをいったんリセットして心を入れ替え、目の前の1打に集中する。

みごと成功し、15番、16番で連続バーディ。
18番と、ハーフターンの1番でもバーディが続いたが「藍ちゃんが、良く言うようにバーディが続いても興奮しない」と冷静に、続く2番パー5で残り161ヤードを7アイアンで2メートルにつけてイーグルを奪った。
次の3番でも3メートルを入れて、スコアを伸ばした。

まさに“藍効果のこの日の5アンダー5位タイ発進。
「明日ももちろん、藍ちゃん作戦。今日のスコアはいったんリセットして、明日も60台を出す」。
とことん、あやかるつもりだ。

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