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ファンケルオープンin沖縄 2000

▼ めざせ!シード権「開き直りがよかったかな」

賞金ランク102位の井田安則は、最後のチャンスに賭ける

 「初シードをいただいた今季は、ずっとショットの調子が悪くて、1試合ごと、…1日ごと、1ホールごと、スイングのことを考えながらやっていったら、どんどん悪循環。
 よけいに悪くなっていってこの結果です。途中、アコムインターナショナルのときに、左太股の肉離れを起こして棄権をしたり、アクシデントもありましたしね。
 カシオワールドオープンまでは、あれこれ考えながらやっていたんですけど、今週は『僕のシード落ちの可能性は99%やな』と思ったら、開き直った。今週は、何も考えず気楽にやろうと思ったのがよかった。
 それまでは、ショットが悪い分、パットでカバーしようと思う気持ちが強かったんだけど、もう今週はパットもだいたい。思うところにボールを出す感じにしたら、パットもよく入りましたね。
 去年はたまたま、シードを取らしていただいたんで、QT(クォリファイングトーナメント)を受けずに済んだんですけど、昨年受けた人の話しを聞くと、6日間の長丁場だし、かなり過酷だということなんです。僕は去年楽させていただいて、経験もないし、できれば『行きたくないな〜』とは思うんですけど、なにしろ、僕は今週、最低 2位が2人までの成績を出さないといけないですからねえ…。
 でも、優勝か2位しかない、というのはかえってリラックスできてスコアにつながるかもしれん、とも思うんで…。
 久しぶりの上位ですから、思いきって戦って、アカンかっても(失敗しても)次、QT でつながるゴルフができれば、と思っているんですよ」

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