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日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップ 2001
「このまま勝ってしまうおうかな」
昨年11月に、右ひざの手術をしていたエドアルド・エレラが、復調のきざし見せている。
この日2日目は、7バーディ(1ダボ、1ボギー)を奪って通算8アンダー、3位タイにつけた。
昨年10月の東海クラシック期間中に負傷したあと、そのまま、ツアーの長期欠場を余儀なくされた。
だが、術後は懸命のリハビリにつとめ、今年4月の中日クラウンズで約半年ぶりにツアー復帰。
公傷制度(ツアー規定の33条特別保障制度の項目)を使って先週のミズノオープンまで7試合を戦い、早々に今年のシード権も確定させてしまった。
「もう、怪我はすっかり大丈夫」とエレラ。
「今日も、暑さや湿気が気にならないくらい、集中してプレーができたていたしね。今年のオフ、トレーニングで鍛えなおしたのが効いているみたい。
先週(単独2位)に引き続き、良いプレーができているのは本当に嬉しいこと。
波に乗っているうちに、勝っておきたいね」
94年から、連続してシード権を確保している実力者。
週末のホウライで、台風の目になることは必至だ。