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18歳の盧承烈が欧州ツアー初V(7日)

マレーシアのクアラルンプールゴルフ&CCで行われていたアジアと欧州共催の「メイバンク・マレーシアオープン」で、韓国の盧承烈 (ノ スンヨル)が通算14アンダーで、欧州ツアーでは初勝利を収めた。

最後は母国の英雄、K・J・チョイとのV争いを制して、頂点に立った。

盧(ノ)は石川遼と同じ18歳。やはり16歳でプロ転向を果たすと、さっそくアジアンツアーで初シード入り。さらに2008年にはアジアでツアー初優勝をあげている。

日本ツアーでは、昨年のファイナルQTランク12位につけて、今季の出場権を獲得している“ジャパンゴルフツアーメンバー”でもある。

また日本ではこれまで4試合に出場。昨年9月のアジアパシフィック パナソニックオープンで、初日に3位タイにつけた(最終結果は9位)際には、「目標は米ツアー。チョイさんや(Y・E)ヤンさんのように、メジャーで活躍できる選手になりたい」と、話していた。

尊敬してやまない大先輩を制しての栄冠に、夢の舞台がまた一歩、近づいた。

今大会には日本勢も参戦。片山晋呉は決勝ラウンドで2日連続の68をマークして14位タイフィニッシュ。谷原秀人は49位タイ、藤田寛之は65位だった。

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