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サトウ食品NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2002

< 上位選手のコメント&トピックス > 「少しでも盛り上げたいから」

今大会初出場の宮本勝昌が、18番のチップインイーグルで好発進

 今年、初出場だ。毎年、シード選手の多くが暑さを警戒して欠場するこの大会を、「少しでも、盛り上げたい」と会場入り。「ルーキーですよ」と笑う宮本にとって、この新潟の猛暑も初体験だったわけだが、対策は、万全だった。
 途中、氷で首筋を冷やしたり、スタミナづけにチョコチップ入りのパン持参でのラウンド。水分補給の合間に、少しずつかじりながら、歩いた。
 「水だけじゃ、かえって疲れちゃうんですよ」
 以前、脱水症状を起こしかけたこともあるだけに、その解決策は、心得たものだった。
 この日の酷暑もものともせず、4バーディノーボギーでやってきた最終18番パー4では、当初の目論見どおり、会場を沸きに沸かせた。
 ティショットは、思ったより、深いラフ。「ボギーもある」と覚悟した第2打は、ピンまで、残り150ヤード。
 フライヤーを計算し、握ったのはサンドウェッジ。
 「芝に食われないように…」思い切って振り抜いたショットは、「会心でしたね(笑顔)」。
 直接、カップインさせて、鮮やかなチップインイーグルの締めくくりに、「今日の暑さも、心地よいものに、変りましたね!」と宮本。
 「これだけ爽やかな汗をかけるなんて、いや〜、スポーツってやっぱりいい!!(笑)」と、インタビューで笑わせていた。

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