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日本プロゴルフ選手権大会 2001
▼ 3日目、トピックス「私のおかげよ!」
前日2日目の湯原信光に続き、16番ホールで2人目のエース達成だ。
風は左からのフォロー。
7番アイアンで、「風に乗っけて、スライスボールで行こう」と、決めて打った横田のティショットは、手前8メートルに落ちてスライス→フックの複雑なラインを描き、カップイン。
自身ツアー2度目のホールインワン。しかも、「賞金のかかったホールでやったのは初めてなんで…」と、嬉しそうだ。
その横で、“新妻”も声を弾ませる。
「私が見に来ると、“横やん(横田の愛称)”はいっつもいいことがあるよね〜。今日もぜったい私のおかげよ!!」
今年のオフに挙式したばかりのタレント、穴井夕子さん(=写真右)。横田の応援に、この日の朝、福岡入りしたばかりだった。
愛妻が見守る中での快挙達成にすっかり気を良くした横田は、次の17番も第3打をOK距離につけバーディ。
さらに最後の18番も、左4メートル弱のバーディチャンス。
「スライス」と呼んだパットは、真っ直ぐに抜けてモノにできず、「最後も、締めたかったなあ・・・」と悔しそうにしたが、「横やん、一時は10オーバーまで行ってたでしょう? あのまま終わってたら『今日は晩飯抜き!』って思ってたけど…ホールインワンのおかげだね!」との妻の祝福を受けて、横田は照れまくった。
ホールアウト後は、2人仲良くスコアモニターにくぎ付け。
「ほら、横やんの順位、どんどん上がっていくよ!」と、前日の44位から14位まで浮上に、喜びを分かち合っていた。
なお、16番のホールインワン賞は、複数の達成者が出た場合、均等割りにされるため、湯原と横田には、現時点で100万円ずつが贈られことになっている。