記事
コカ・コーラ東海クラシック 2004
チャレンジトーナメント第9戦「PRGR CUP関西」最終日は5人によるプレーオフ。
2アンダースタートの尾崎智勇(フリー)と3アンダースタートの牛山正則がともにスコアを伸ばし4アンダーで先にホールアウト。順調にプレーを続ける最終組のだれかが優勝と思わせる展開は途中から激しく降りだした雨と寒さに邪魔をされる。その最終組の原田三夫(きさいちCC)、神野浩(福岡レイクサイド)と山下和宏(八田産業)が終わってみれば2つスコアを落とし4アンダーでフィニッシュ。2003年の大会に続いて5選手によるプレーオフとなった。プレーオフ2ホール目、我慢に我慢を続けた牛山正則がバーディを奪いチャレンジ初優勝を飾った。
牛山正則(ウシヤマ・マサノリ)1962年6月12日生まれ、出身地:東京都、175cm、75kg、出身校:国学院大学 ツアープレーヤー転向:1994年10月。優勝コメント:数えきれないほど試合には出ましたが、ジャパンゴルフツアーでやっとは初優勝です。今日は優勝を狙えるポジションではなかったので2位とか3位とか、良いプレーができればと思ってプレーしていました。終わって最終組が上がるまで40分ぐらい、キャディバッグも車に積んで、お風呂に入ってハウスの2階でテレビを見ていたら、最終組がスコアを落としてプレーオフ。慌ててキャディバッグを取りに。5人のプレーオフも良かったのかも知れません。あまり相手を意識せず臨めました。不思議ですね。今日3回18番をプレーして3打目は全て残りピンまで55ヤードだったんです。最後にぴったり、70cm〜80cm。下りのほとんど真っ直ぐのライン、ストロークだけ大切に打つバーディパット、最後だけ優勝を意識しました。今年はあまり調子が良くなく、今回も自分に期待していませんでした。天気が悪かったのでクラブを短めにもって、フルショットよりスリークォーターでとにかく曲がらないようにプレーしました。天気が悪い時は皆苦しいと思って。我慢していると良いことがあるんですね。これでチャレンジ最終戦に望みができました。レギュラーに行きたいですね。最終戦の東京ドームカップは“死にもの狂いで頑張ります”。