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第4回チャリティーフレンドリーゴルフ大会が盛大に開催!
結成された『ボランティア有志の会』が主催となり開催されている唯一の大会。
第4回チャリティーフレンドリーゴルフ大会が、
兵庫県のオリムピックゴルフ倶楽部で3月26日(月)に行われた。
今回もシード選手をはじめ地元関西のプロや、元プロ野球選手である
真弓明信さん(元阪神タイガース)や村上隆行さん(元近鉄バッファローズ)、そして
参加を募り集まって頂いた全国各地のボランティアさん、総勢164名の参加となった。
久しぶりに主戦を日本ツアーに移し活躍が期待される田中秀道は、
「アメリカにも日本から沢山のファンの声や応援に来てくれたボランティアさんの為にも何か貢献したかった。」
大会前日、故郷の石川県では震度6強の大地震があり身内の安否を確認後、
参加した川岸良兼は、「シード権を無くした年に、柴田夫妻は励ますためにか、よく食事に誘ってくれたよ。
オフシーズンしか出来ない恩返しもあるから。」と横浜から駆けつけた。
前回の大会では団体戦優勝の井上忠久は第1回からこの大会に出場する理由を、
「シーズン中にいつもお世話になっているボランティアさんに、少しでも恩返しがしたいんですよ。
出場することで喜んで頂けるなら日頃のお礼にボクらがボランティアで喜んで参加しますよ!」
今大会の実行委員長でもあり「有志の会」の発起人でもある
柴田英雄さん(74歳)は、大会の主旨を語ってくれた。
「(ボランティアとして)仕事を長年させて頂いているが、
本当にプロたちのお役に立てているのだろうか?
この大会でプロと沢山の意見交換をしていき、いい仕事をしていきたい。
そしてトーナメントをもっと盛り上げていければ、我々ボランティアは
もっと士気が高まりそれがやり甲斐となります。」
さらに、
「今大会に参加したいボランティア有志の方々から参加費を頂き、
その一部を(社)日本ゴルフツアー機構を通じてガン撲滅基金へ寄贈されます。
この大会に無償で参加して頂いた選手のためにも、少しでも社会貢献が出来れば意義ある大会となっていくでしょう。」
有志の会のメンバーでもある大阪府在住の加藤ゆかりさんは、
「トッププロがいちボランティアのイベントに参加してくれた事が本当に嬉しい。」
トーナメントボランティアの魅力についてを聞くと、
「ロープ内に入り業務に携わるとプロの緊張感や息遣いまで感じる事がある。
選手を身近に感じる事が出来る。」
「世代を超え、身分も関係なく沢山の人達と出会い、トーナメントを作っていける事が楽しい。」と、
参加した有志の会の皆さんは連日今大会の準備に大変だったにも関わらずじつに活き活きと語ってくれた。
開幕戦も間近に迫り更なる団結が今年もゴルフトーナメントを支えてくれます。