優勝した清田がこう話す。
「今日の山本さんは全ホールバーディを取るんじゃないかと思った」。
最終日だけでみると平均ストローク・平均パットで1位。それぐらい山本は絶好調だった。

ハーフターンを終えて4バーディ。この時点で優勝争いは清田と山本の2名に絞られていた。

11番で清田がイーグルを取っても、集中力を切らさずにチャンスを待った。15番、16番を連続バーディとして、最終18番。

セカンドショットをピン横3メートルに付けた。ここで清田との差は2打差なだけに、このパッティングを決めて、清田にプレッシャーをかけたいところだったが、惜しくもパー。

終わってみると、今日は清田よりも１アンダー上回る8アンダー。この日のベストスコア賞を受賞した。

チャレンジトーナメントでは自己ベストとなる単独2位。
今日の接戦を経験し自信も深めた。
「僕も頑張ったけど、彼が上手かったからね。今日は面白かったよ」。