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つるやオープン 2000

「昨年の賞金王は、つるやオープンのおかげだよ」尾崎直道

昨年、賞金王を獲れたのは、「つるやオープン」の優勝が大きいと思います。そのいいイメージが日本プロの優勝につながったし、日本オープンでもキレなかった。つるやオープンの勝利で1年間気持ちに余裕ができました。(賞金王獲得は)つるやオープンのおかげだね。

開催コースのスポーツ振興カントリー倶楽部・山の原コースは、この時期、桜が非常にキレイなコースです。フェアウェーはオーバーシード(芝の上に芝の種をまく) されているから緑がとっても映えているね。アメリカのコースみたいだよ。グリーンも、大きすぎることもないしね。ただその分、ショットのクォリティーが要求されるし、ほとんどのプレーヤーは苦しめられるんじゃないかな。
大阪のファンはノリがとても良くて、プレーヤーのことを乗せてくれるんだ。僕も徳島県出身だから、関西人のノリは大好きだよ。ただし、僕は『お笑い系』じゃないけどね。

16番から18番の終盤ホールは、勝負のポイントになるホールだね。まず16番(パー 3、190ヤード)はグリーンが小さめで風の計算が読みにくい。大きく打ち下ろしているから、グリーン奥にはずすとパーが取りにくくなる。お客さんは、このホールで陣取っていればプロの不安げな顔も見れたりするんじゃないだろうか。

続く17番は(パー5、506ヤード)ここでぜひともバーディが欲しいホールだね。 120%のスーパーショットで、2オンを狙いたい。ティショットがうまくいかなければ、手前の池がきいていて、刻むしかないんだ。ただそうなってもセカンドはグリーンに出きるかぎり近付けて、バーディを取りたい。去年も最終日、ここでバーディを取って「優勝」を確信したものだよ。
最後の18番(パー4、415ヤード)は左右にOBがあて、おまけにティショットの落しどころには左右にバンカーがあって、狭く感じるんだ。セカンドでもグリーン面が見えないし、このホールも難しい。去年はスプーンでティショットをしたら、ミスしたんだ。ここでは普段通りのティショットが出来るかがカギといえるかな。

今年も、昨年のいいイメージのまま、頑張っていけたらいいね。

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