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『スポニチカップU-23セガサミーオープンゴルフ 〜ゴルフ北海道スイングへの道〜』 小田新は15位タイに

「兄は北京で、弟は千葉です」と笑って話すのは、小田龍一の弟の小田新。

昨日の夕方、熊本から鶴舞カントリークラブがある千葉に入り、練習ラウンドもなしでのぶっつけ本番で臨んだ。このコースの印象も「トリッキーで、フェアウェーも狭いですね」と、決してやさしくは感じてはいない。

それでも、「グリーンも良いし、パターに助けられている」と、1オーバーの15位タイ。
首位と4打差の位置に付けた。

小田は1984年生まれの23歳。大学に入学するも退学し、熊本の玉名カントリークラブで研修生をしている。
兄の龍一とは会う機会がグッと減り、直接練習したり指導してもらう事は少ないものの、ツアーで活躍している兄からは吸収する事ばかり。
「兄は鹿児島で、僕は熊本にいますから。ただ、見て学ぶ事は多いです」。

明日の最終日は「ここに出場している選手はみんな有名な人だから、逆に気楽にプレーできますね。」と謙遜しながらも、上位をうかがう構えだ。