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アジアンツアーQスクール最終日(12月15日)立山らが2008年の出場権
日本ツアーでシード7年目の立山は、まだ出場権のなかった1997年にもアジアで戦った経験がある。しかしあれから10年を経て、いまや試合数も倍以上に。欧州ツアーとの共催も増えて、急成長をとげたアジアンツアーの噂は何度も友人から聞かされていた。
「ジーブが、アジアは素晴らしい、と・・・」。
昨年のアジアンツアー賞金王に輝いて、世界へと羽ばたいていったジーブ・ミルカ・シン(インド)の“サクセスストーリー”は、日本ツアーでも大きな話題になったものだが、同じクラブ契約先ということもあり、懇意にしていた立山にとっては特に大きな刺激となった。
日米欧亜で合わせて計39試合に出場したシンが、世界各地で稼いだ賞金は2億円を優に超えた。親友の昨年の大活躍には羨望のまなざしで、「俺たちも見習わなくちゃ」と語っていた立山が有言実行。
4日間の戦いで、通算12アンダーは5位タイという好成績で来季の切符を手に入れた。
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