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ダンロップフェニックストーナメント 2007

パドレイグ・ハリントン「この大会が僕をひと回り大きくしてくれた」

本番前日の水曜日のプロアマ戦。ディフェンディングチャンピオンは歌手の細川たかしさん(左)と和気藹々のラウンド!
今年7月の全英オープンで、念願のメジャー制覇を達成できたのは、「この大会で優勝できたからこそ」とハリントン。

昨年の最終日。バック9で伸び悩むウッズを捉え、プレーオフに持ち込んで、世界一の男が目論んだ大会3連覇を阻止した。
その2ホール目にミラクルショットを連発した。
林のベアグランドからの第2打は、幅50センチというわずかな隙間からユーティリティアイアンで119ヤード先のラフにみごと脱出。そこからピン奥1.5メートルにぴたりとつけてウッズを下した。

「あのときは、特に最後の9ホールで思うようなプレーができました。ましてあのウッズを負かしたことで、選手としてひと一回り大きくなれたと思う」。

その自信が翌年のメジャータイトルにつながった、とディフェンディングチャンピオンは振り返った。

今年はもちろん、連覇を視野に宮崎入り。しかし明言はしなかった。
「ゴルフの調子は良いし、その自信もあるが、勝つということは簡単なことじゃない。何が起きるか分からないのがゴルフだからね」。
今年も、最後の9ホールで「優勝を狙える位置にいたい」とハリントンは言った。
「それまでは、とにかく自分のゴルフに徹して頑張るだけです」。
いよいよ本番を前に、淡々と話した。

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