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タマノイ酢よみうりオープン 2001
「何も考えないのがよかった」
「ゴルフに自信があったのに、今年は予選を通っても、50位台をうろうろ・・・。
それですっかり自信をなくしていました。
出場優先順位がリランキングされる住建産業広島オープンまで残り3試合。
もうこうなったら、結果はどうあれ、ゴルフを楽しむようにしようって、先々週のJCB仙台のとき、決めたんです。
というのは、日本に来ている欧米の選手たちを見ていたら、彼らは、どんなにシードとかが危なくても焦らない、ってことに気づいたから。
平気で試合を休んで休養をとったりして長いスパンで物事を捉え、ゴルフを楽しみながら、結果を出そうとしているんです。
それにくらべ、やっぱり僕を含め日本の選手って、1試合ですべてが終わってしまうかのように良い結果を出そうと必死で頑張って自滅している。
僕も、結果を出せないのは、スコアを出そうと思うあまり、ビビって逃げてしまうのが原因ではないかと気が付いたわけです。
今日は、ゴルフを楽しむことに徹してピンを狙っていきました。
そしたらいきなり出だしの11番で、残り122ヤードのアプローチが入ってイーグル。
何も考えないで楽しみながらゴルフができたのが、今日の結果につながったのだと思います」