3度のイップスも乗り越えて今も活躍を続ける43歳

　ランガーのプロ転向は15歳のとき。地元ドイツのナショナルオープンに勝ち、“ドイツの貴公子”と脚光を浴びた。
　85、93年のマスターズに勝ち、ホームツアーの欧州ツアーでは81年、84年の2度、賞金王に輝いている。今大会3回大会（83年）のチャンピオンでもあるビッグネームが、再び指宿の地に降り立つ。今大会、16年ぶり5回目の出場だ。
　97年に年間5勝をあげて以来、勝ち星にこそ見放されているが、右腕に右手を添える独特のパッティングスタイルや長尺パターの使用など、さまざまな方法でイップスを乗り越えて、今も活躍を続ける43歳。
　今季の欧州ツアー賞金ランク19位。
　思い出の地で、大暴れといきたいところだ。