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マンダムルシードよみうりオープン 2006

秋葉真一「せめて悪い流れを断ち切れるよう」

今年、初シードの秋葉が引き続き好調だ。2番パー5で、残り20ヤードの第3打をサンドウェッジで直接入れてイーグルを奪うなど、この大雨の中で68をマーク。

横殴りの風には逆らわなかった。
「右からの風なら、素直に右を狙って行こうと」。
無理にピンを狙わず、確実に安全なほうを選んでプレーしたのが吉と出た。

単独3位に入った2週前のJCBクラシック仙台で、パッティングに開眼したのも大きい。

「少しハンドファースト気味に構えるようにした途端に良くなった」。
好調を取り戻し、この日初日も確実にチャンスを決めて暫定ながら、単独2位の好スタートを切った。

この大会は昨年2位に入って、初シード入りのきっかけとなったゲンの良い大会だ。
相性の良いコースで今度は初優勝を、と言いたいところだが、もともと、あまり大きなことを言う性格ではない。
「僕の場合、意識するとダメだから・・・」と、苦笑い。

やはり昨年のこの大会でコンビを組んだ柿沼基介さんが今週もキャディを務めているが、今年は彼が担いだときに限って予選落ち。

「せめて、その悪い流れを断ち切れるよう。まだ初日だし、とりあえず予選通過を目標に頑張ります」と、控え目に話した。

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