記事

つるやオープン 2002

< 今日のひとこと > 「家族思いの、パパですから!」

 99年のチャンピオン・尾崎直道

 7バーディ、2ボギー。5アンダー66のベストスコアタイをマークして、ホールアウトしてきた直道は、常に眉間にしわを寄せて上がってきた前日3日目までとは、うってかわって満面の笑み。
 「僕は、子供たちのために、頑張っているんです!!」 前日の27日は、次男・惇哉君の4歳の誕生日。
 昨晩の電話でも、「パパ、頑張って!」と、かわいらしい声援を受けての、大発奮だったのだ。

 初日、2日は、約1ヶ月ぶりの試合を意識しすぎて「舞い上がってしまった」という。
 また、強風が吹き荒れた難コンディションに対応しきれず「我慢しきれなかった…」と反省しきり。
 予選ラウンドで、大きく出遅れたことを悔やみつつ、それでも、最終日の好スコアは、「来週以降を占う意味で、好材料」と、満足げだ。

 スコアカードを提出すると、「これから、飛んで帰って誕生日パーティをするんだ!」と、声を弾ませた直道。
 「僕は、家族思いの、パパだからね!」と、帰り支度もそこそこに、コースを後にした。

関連記事