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不動裕理、女王のプライドがついに・・・ファイナルステージで31のベストスコアをマーク
「私だけ、勝っていなかったので・・・」。
土壇場で、呼び覚まされた女王の誇り。
友利勝良と、深堀圭一郎とまわったDAY2(最終日)3rdステージの8番ホールで8メートルのバーディパットを決めて、勢いに乗った。
ペアリングが変わって、シニアの室田淳、レギュラー男子の横田真一と迎えた10番ティからのファイナルステージ。
横田の11番のイーグルで、さらに火がついた。
「手加減なしで来られたので、良い緊張感で回れました」。
5アンダーは、2日間のベストスコアとなる31をマーク。
「・・・私たち女子は、前のティから打たせてもらってる。ハンディをいただいてやっと互角」と謙遜したが、その技には、横田も舌を巻いたものだ。
「スタートの10番で、不動さんのティショットを見て“うめぇ〜!!”って。弾道とか、アドレスの入り方とか。安定感があってマシーンみたい。まさに“不動”のスイングでした」。
最後の最後に、やっぱり強さを見せつけた6年連続の賞金女王。
まだまだ、不動の時代は続きそうな気配だ。