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〜全英への道〜ミズノオープン 2000

「心がなごむこともあるけど…大変なときもあるね」

ティショット、深いラフに打ちこんだのは12番パー4と、18番パー5だけ。18番は、ひとまずフェアウェーに出した第3打を、グリーン左横の深いバンカーに打ちこんだが、これをピン横50センチに寄せてパーセーブ。
 いずれも、5メートル前後のパットを決め、7バーディ、ノーボギーでニュージランド出身のデービット・スメイルが、好スタートを切った。
「前半はパットがよくなかったけど、ショットが良くて、後半はショットが良くなかったんだけど、パットが良くて。前後半で別人みたいなゴルフだったよ」とスメイル。今大会に優勝できれば、全英オープンへの出場権も獲得できるだけに、「セントアンドリュースにはぜひ行きたいよ。初日、いいスタートが切れたから、最終日まで集中できればいいね」と意欲的だった。

毎週、元・女子プロゴルファーのシェリーさん、長男・チャーリー君とともに会場入り。この日も、好スタートを切ったパパを祝福しようと、ホールアウトしてきたスメイルめがけ、「ダディ〜」と駆け寄ってきたチャーリー君を腕に抱いてパパはゴキゲン。

チャーリー君は、生後「21ヶ月」のやんちゃ盛り。「心がなごむこともあるけど、… ちょっと大変なときもあるね」とパパが肩をすくめるとおり、練習グリーンではスメイルのクラブとボールを奪い取って大はしゃぎだった。