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中日クラウンズ 1999

マーク・オメーラ

 ショットは、パーオンできない。
パットはラインが出せず、わずかにカップのふちを横切って、だいたいがワンクラブほどオーバーするといっ、終始ちぐはぐなゴルフだったオメーラ。
 2番でバーディを獲るも、5番から4連続ボギー。
 9番でグリーン手前からピン奥1メートルにつけ必死のパーセーブもむなしく、 10番、11番でまたボギー。
13番は、ピン手前10メートルをまさかの4パットでダボ。
続く14番。約1・5メートルのパーパットをはずし、ボギー。
 結局、10オーバー、80の84位タイ。
「こんなスコアを出したのは、自分の記憶の中でも定かではないが、3年くらいはなかったろう。
 フェアウェーをはずしたのは3回だけと、ティショットはそれほど悪くなかったが、パーオン率が悪かった。
 このコースをはじめてプレーして以来、言い続けているとおり、和合のコースを攻略するにはショートゲームが非常に大切だ。
だが、今日に関しては、まったく実行できず残念だ。
 風は強く吹いていたが、風が吹かなくとも簡単なコースでないことはわかっていた。 同じ風でも、全英オープンの方がもっと強い風が吹くが、常に一定方向なので読むことはできる。
しかしこのコースはまわっているため非常に読みにくかった。
 一緒にまわったジャンボも風を読むことに苦しんでいたみたいだ。しかし、全選手が同じ条件下でのプレーなのだから、風のせいにはできない。
 明日は66を目標にがんばりたいと思う」

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