記事

昨年度賞金王の谷口徹は今田竜二と練習ラウンド

全米オープンでも一緒に練習ラウンドをした2人
1番から現地時間の11時より米ツアーで活躍する今田竜二と練習ラウンドを開始した谷口徹。日本ツアーでもトップクラスのパッティング技術は、ここ全英オープンの会場であるロイヤル・バークデールでも好調だ。1番で5〜6メートル、3番でも10メートルのパーパットをねじ込んだ。「パッティングは最近そんなに悪くないので。調子自体は良くなったような気がします」と仕上がりは順調のようだ。

日本の暑い気候に対して全英オープンの会場は20度以下。「い〜や〜暑い日本から脱出できていいですよね。日本に戻って来週も北海道だし」と日本から14〜15時間かけての移動は年齢とともに大変になっていくと辛さを語るが、日本との気温の差は快適。

一方、気候は快適だが、全英オープン特有の強風には注意が必要。「風があるのでラウンドしているうちにだんだんパンチショットが多くなってきますね。今田君は低く打っていましたね。普段彼はティアップを高くするのにジカドラみないにティを低くして打っていましたね。」と一緒にラウンドした今田は風邪対策で低く低く極力球を抑えてのラウンド。

「フェアウエイキープも必要ですが、とりあえずグリーンはキャッチしておきたいですね。」とグリーン勝負になれば世界のトップクラスとも互角で戦えるパッティングの精度を持つ谷口。しかし、今年はマスターズ、全米オープンとすべてのメジャーで予選落ち。「今年のメジャーは全部1ストローク足りずに落ちているので・・・」と10年前ロイヤル・バークデールで開催された全英オープンでも予選落ちをしているだけに今大会でのリベンジに期待がかかる。

初日一緒にラウンドするジョン・デーリーについては、「ジョンデリーとのラウンドは初めてなのでね。全部ドライバーで攻めてくるんじゃないですか?クラブ投げられて当てられないようにしないとね・・・。」と初めて生で見るジョン・デーリーとのラウンドを楽しみにしている。

今田竜二と一騎打ちとなった月曜日の練習ラウンドでは、谷口が先輩の意地を見せ勝利「ドロ試合を制したからね」とご機嫌。木曜日の初日に向け明日、明後日と調子をさらに上げていく。
  • 深いラフからショットの谷口
  • 今田の絶妙なアプローチ
  • お互いの技術を勉強

関連記事