地元・御殿場市の親善大使が、４アンダーは３位タイスタートに「自信を持ってやれている」と、胸を張った。

きっかけは、先々週。マイナビＡＢＣチャンピオンシップの練習場で、兄弟子の藤田寛之がくれたアドバイスがことのほか効いた。

最終日に65をマークして、ツアー通算８勝目をあげた６月の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」に次ぐ、今季ベストの３位タイフィニッシュ。

さらに翌週は中国・上海で行われた世界ゴルフ選手権「ＨＳＢＣチャンピオンズ」だ。最終日に「ショット、パットともに今季一番のプレーが出来た」と34位に浮上して、さらに手応えを掴んで帰国した。

そして今週だ。
火曜日の練習日は芹澤信雄とプレーして、「２年ぶりくらいに良い調子じゃないか」と師匠からも、太鼓判を押されたのだ。

「半信半疑だった部分も、これまでやってきたことが合っていた、と思えた。芹澤さんに褒められたことで、自信が持てた」という。

前日水曜日に、芹澤信雄の51回目の誕生会に参加したことで、モチベーションもさらに上がった。
先週のシニアツアーで“ルーキーイヤー”にしてシニア初Ｖをあげた芹澤の武勇伝は、聞いているほうも涙が出そうなほど感動的で、「この人とずっと一緒にゴルフをやらせてもらって、本当に良かったな」と、そう思えたという。
師匠にあやかって今週は、先週にも負けない感動シーンで、ぜひ地元大会を盛り上げたいところだ。

• 宮本 勝昌
• 藤田 寛之