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The Championship by LEXUS 2010

今年、ルーキーの朴星俊(パク・ソンジュン)が首位タイ

ファイナルQTランク52位の資格で今季、日本ツアー初参戦の“ルーキー”が好スタートを切った。スタートの10番で3メートル、2番で2メートルと、立て続けにパーパットを拾ったことで「気分が良くなった」という。

7番で、245ヤードの第2打を6メートルに乗せて、イーグルを奪うなど66をマークして、首位タイで飛び出した。

会場のここ茨城県の大利根カントリークラブはうっそうとした松林に今年は深いラフが選手たちを苦しめるが、「とにかくフェアウェーに置いて、確実にグリーンを捉える。そうしたら、どうにかチャンスは作れる」。
ターゲットも明確に難コースを攻略して好スタートを切った。

レギュラーツアーはまだ、これが3戦目だ。
しかし、レギュラーツアーへの登竜門、チャレンジトーナメントでは先月の「東北やくらいカップ」でプレーオフの末に、2位につけた。
そのあとは、「まずは韓国ツアーでのシード権を」といったん母国に帰ったが、同ツアーの“二部リーグ”で結果を残してノルマをクリア。
「これで、日本に腰を落ち着けられる」と張り切っている。

10歳から7年間、ニュージーランドで過ごして英語もぺらぺら。
成人男子に課せられる兵役も昨年4月に務め上げ、ますますゴルフに集中出来る。
「明日はまた、新しいスタート。フェアウェーを外さないゴルフで、上位をキープしたい」と、張り切っている。