初の単独首位スタート。今日の最終日は当然、最終組からのスタートとなった伊佐。
プレッシャーがかかる１番・パー５のティーショットは見事にフェアウェイキープ。セカンドショットでは見事に２オンに成功。しっかり２パットにまとめてバーディ発進。
同組の後輩・前粟蔵もバーディ発進をしたが２打差を守る最高のスタートだった。

しかし、５番のボギーで首位に並ばれてしまった。その後もバーディ・ボギーが交互にでる苦しいゴルフでスコアを伸ばしきれず、通算１０アンダーの２位タイで大会を終えた。

「悔しいですね・・・。正直。
いい感じでスタートしたんですけど、５番でＯＢを打ってしまって。
でも、そこはＯＢ・バーディのボギーで上がることは出来たんですけど、そこがもったいなかったですし、流れにのることが出来なかった。
昨日はリーダーズボードを見ると嬉しかったんですけど、今日は緊張しちゃいましたね」
とバーディ合戦の戦いに加われなかった悔しさをコメントしてくれた。

しかし、優勝こそ出来なかったが、ＳＲＩＸＯＮ契約選手として２位タイは立派な成績。
２位タイの賞金５２万４１６６円を加え、チャレンジトーナメントの獲得賞金は１３５万１９６６円となり賞金ランキング１５位に浮上。最終戦のJGTO Novil FINALへの出場権は確実なものにした。
残り２戦のうち１試合で優勝すれば、２０１１年シーズンの第１回リランキングまでの優先出場順位も獲得も可能なポジションまできた。
身長１９０ｃｍ、飛距離は３００ヤードとスター性は十分。残り２戦、この経験をいかした活躍を期待したい。

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