今季、チャレンジトーナメントに７試合に出場して、予選通過は４試合、最高順位は２０位タイと、ツアー優勝経験を持つ川原にとってはものたりない成績がつづいていたが、この日は４番ホールでホールインワンを達成するなど、１イーグル・６バーディ・３ボギーの５アンダー・６７をマークして首位から４打差の８位タイと好スタートを切った。

「ホールインワンは、最高のショットでした。今日はＩＮからのスタートだったんですけど、ハーフターン前の１８番ホールのセカンドショットがすごく良いショットを打てて、その残っていたイメージそのままに打つことが出来ました。
ホールインワンを出した４番ホールでは、８アイアンか７アイアンで打とうか迷っていたんだけど、先に打った人がグリーンに届かなかったので、グリーンに届かせたかったので７アイアンで打ちました。
これまで中途半端な距離のショットが苦手で、このところずっとハーフショットの練習をしていて、最近いい感じで打てるようになってきた。４番ホールでもラインをきれいにだすことが出来ました。ホールインワンもその練習の成果ですね。」とホールインワンのショットを自画自賛した。

好調なショットで１イーグル・６バーディを奪いながらも、ホールアウト後すぐに練習グリーンに向かいパッティング練習を続けた川原。理由を聞くと、１ピンちょっとのバーディチャンスが入らなかったという。
１イーグル・６バーディを奪ったショットに、パターが加われば首位から４打差も十分逆転が可能なポジションだ。
ＳＲＩＸＯＮチャレンジで優勝すれば、２００３年にツアー初優勝をあげた思い出の東海クラシックの出場権を手にすることが出来る。なんとしても手にして、ツアー復帰への足がかりを掴みたいところだ。