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日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2011
開催コースは宍戸ヒルズカントリークラブ
改良に改良を重ね、年々進化を続けてきたコースは「難攻不落」とも怖れられ、技術だけでなく、体力、気力、精神力と、まさに心技体が問われるメジャー舞台といえます。
前半の注目ホールは9番。昨年の改造で445ヤードから508ヤードと距離が伸び、最長のパー4となりました。
パーオン率は28.780と、全ホールの中でもワースト1。昨年4日間のアベレージは4.404ストロークでした。
この9番を中心に、7番から10番までが、ひとつの正念場。
ここでじっと耐えられるか、それとも罠にはまるかで、大詰めの17、18番の最難関に立ち向かう心構えがまったく違ってきます。
優勝の行方を大きく左右する“アーメンコーナー”といってもいいでしょう。
ツアープレーヤーNO.1の称号を賭けた「日本ゴルフツアー選手権Citibank Cup Shishido Hills」。
そのタイトルの重さ、またメジャーがゆえにより厳しいコースセッティング、襲い来るプレッシャー・・・。それら苦難にプレーヤーたちがもがき苦しみながらも栄冠を掴みとっていく、その課程にこそドラマがあり感動があります。
今年も宍戸の森に、大きな歓声と拍手がこだまします。