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つるやオープンゴルフトーナメント 2011

つるやオープン3日目はサスペンデッド

ジャパンゴルフツアー第2戦「つるやオープン」の第3ラウンドは、日没のため18時37分にサスペンデッドが決定した。

この日は11時14分に、降雨によるコースコンディション不良のため一時中断。当初は14時の再開を目指したが、いっこうに雨が降り止まず、幾度も順延となり、再び選手がコースに出られたのは17時前だった。

16時46分に競技を再開したが、アウト4組イン4組の計24選手がホールアウト出来なかった。

第3ラウンドの残り競技は、翌24日(日)の6時30分に再開。続く最終ラウンドは、8時30分にスタートする予定だ。

暫定首位に立ったのは、近藤共弘。前半は7番で、4メートルのバーディチャンスをあえて残して、コースに引き上げてきた。
そして、約5時間半後の競技再開で、バーディ発進。
「・・・ていっても、今日はそこだけでしたけど。惜しいパットをいくつか外した。あと2つ、3つ入ってくれれば」と、そのあとは14番を終えた直後のこの日2度目の競技中断まで、バーディなしのラウンドを残念がった。

「でも、今のところノーボギーだから」と、初日からまだボギーなしの記録を糧に前をむく。
勝ち星から見放された3年間。苦しんできた持病の足底筋膜炎との上手な付き合い方も覚えて、いまはそれほど深刻な痛みもない。

このオフは、久しぶりに米フロリダ州オーランドで張ったキャンプにも手応えがあり、「あいかわらずショットの調子がいい」と、好材料は揃っている。

最終日はこの日3日目の第3ラウンドの残りホールと、最終ラウンドをこなす長丁場となるが、「あまり結果ばかりにこだわらず、良くても、悪くても1打1打に集中する。スコアに左右されないゴルフをする」。
今季掲げた目標を胸に、2008年以来のツアー通算5勝目に向かって無心で歩く。