Tournament article
フジサンケイクラシック 2011
2日目はサスペンデッド
そんなコンディションが、まさに分刻みで繰り返された大会2日目。
この日は予定どおり、7時20分より中止となっていた前日初日の第1ラウンドはスタートしたのだが、午前中までに中断と再開を3度も繰り返して13時51分には、いよいよ4度目の競技中断。
今後も天候の回復は見込めず15時10分に、降雨によるコースコンディション不良を理由に、サスペンデッドを決定した。
午前組すらまだ一人もホールアウト出来ていない。午後組は、まだスタートすらしていない。「まだ全然1位なんかじゃないですよ」と苦笑した先週のチャンピオンだが、中断決定時点でトップタイにつけていることは間違いない。
後半は4番のパー3で奧から6メートルのバーディトライを残して、1アンダーは暫定首位タイで、いったん引き上げてきた。前半は豪雨の中で、16番までに3オーバーを打った。
「キャンセルになるかもしれないとか思いながらのプレーは集中力を保つのが大変です」と、息を吐く。
「でも、これではいけない」と、そこで悪循環を断ち切った。
次の17番で、右手前4メートルを沈めて「気分が良くなった」とますます気合を入れた18番は、奧から2メートルを入れて連続バーディ。
折り返して1番、2番の4連続バーディへとつなげた。
先週の「VanaH杯KBCオーガスタ」でツアー初優勝をあげた勢いもある。
台風はノロノロと日本列島を進み、週末も引き続き荒天が予想されるが「集中力さえ保てれば、良いゴルフをする自信がある。2週連続優勝も、この調子でいけば大丈夫ですね」。
ニッコリ笑った。
なお、第1ラウンドの残り競技は9月3日(土)の7時より競技を再開します。第1ラウンドが終わり次第、引き続き第2ラウンドを行う予定です。