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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2012

ドンファンは「勝ってアメリカ!!」

2008年の12月から2年と1ヶ月の兵役の任務を挟んで、これが4度目の袖ヶ浦で、25歳は確かな成長のあとを感じている。

最終18番は「ありえないくらいに飛んでいた。ティショットは、ドライビングディスタンスの計測で、304ヤードを記録していた。スプーンで渾身の第2打は、残り264ヤードから、グリーンに「ギリギリ」乗せてきた。

18ヤードもの長いイーグルトライも、今週はピンタイプから、マレット型に変えたパターで距離感も抜群に1メートル以内にきっちり寄せて楽々バーディ。

この日67は、通算8アンダーにして首位を捕らえた。
「今年は他にもチャンスがいっぱいあって。だけど勝ちきれなくて」。

日本ツアーだけではなく、韓国ツアーでも、悔しい思いが続いている。
10月は、ドンファンのスポンサーが主催する「CJ招待」。あのK・J・チョイがタイトルスポンサーをつとめるビッグイベントで、優勝争いをしながら、最終日に崩れて11位に終わった。

「明日は、あの悔しさを思い出して今度こそ、良いプレーが出来ますように・・・」。
日本でのツアー通算3勝目にむけ、並々ならぬ闘志は、2週後に日本を離れる予定だから。

来季の出場権をかけて、渡米する。米ツアーの来季の出場権をかけたQスクールは、2次予選から挑戦。同予選会は来年からシステムが変わり、このQスクールで、レギュラーツアーの出場権が与えられるのは、今季限りとあって、ドンファンも駆け込み挑戦。

「だから今年は一応、来週で日本は最後」。もちろん、それは今の予定で「落ちたらまた11月に」と笑ったが、二度と戻らない覚悟は出来ている。

その前に「勝ってアメリカ!」。このチャンスは逃せない。ぜひ意気揚々と渡米したい。

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