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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2012
現在、26番目の選手の近況を少々・・・
その憂き目は、小田龍一。精鋭揃いの中で、2日目に76を打って以来“ブービーメーカー”から抜け出せない。それでも、この日はやっと今週初のアンダーパーが出た。
ブレンダン・ジョーンズと2人1組の2サムは、第1組で出ていったこともあり、リズムよく回れた。むしろ、速すぎるくらいで毎日、18ホールをついて歩いて慣れているはずの妻、優子さんにも追いつけない。
「ついていくのに必死で」と優子さんも息が上がった超・高速ラウンドは、ちょうど最終組が1番ティをスタートする頃に、早くもハーフターンをするなど、なんと2時間38分で回ってきて「彼には、速いほうがいいみたい」と、優子さんも苦笑い。
本人も「テンポが良くて、それでパットが入ってくれました」と、69にほっと安堵で、「これから練習してまた明日も頑張ります」。
ラスト1日は9つも年上ながら、小田が「師匠」とあおぐ池田勇太との“直接対決”で、最下位から抜け出せるか。