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サン・クロレラ クラシック 2012
谷原秀人が小樽で2度目のタイトルに向けて好発進
後輩2人を従えて、先輩が威厳を示した。
昨年覇者の池田の乱調に、「勇太は、調子が悪そうで気の毒だった」と、気遣いながらも自身は3アンダーの出だしに、同大学ゴルフ部の阿部靖彦監督も、谷原をたたえた。
先週まで2週間のオープンウィークは、「休みが多いと、いつも余計なことをやっちゃう」と、もてあましながらも、成果はあった。
「スピン量を減らしたくて」と、ドローボールの習得に取り組んだ。
「捕まえたほうが、サイドスピンもなくなる。距離も出て、1番手下げて打てるから凄く楽」。
それでいて「距離が余っているときは、フェードで打つ」と、持ち球との併用もばっちり決まり、相性の良いコースで好発進。
2006年大会のチャンピオンが、小樽で2度目の頂点をにらむ。