Tournament article
アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2012
こちらもアジア勢、ダレン・ベックが2位タイ
日本ツアーは今大会で、2009年から昨年まで3年連続の出場を果たしているが、「僕は、環境が変わったり、また上位に来たりすると、呼吸が速くなってしまうんですよ」と、極度の緊張からすべて予選落ちをしている。
このままではいけないと、昨年から取り組み出したのがヨガだ。
奥さんがインストラクターでもあり、うってつけの先生だ。
「妻に試合中の呼吸法も習っていたおかげで今日も意識せずにやれた」と、途中のリーダーボードに自分の名前を見つけても、平常心で回ってくることが出来た。
大会は4度目の挑戦にして、2位タイでの優勝争いにスラリとした長身の二枚目が健闘を誓う。
現在、アジアツアーの賞金ランキングは69位。優勝賞金3000万円のビッグマネーはアジアと、日本の両ツアーに加算される今大会で、さらなる飛躍をと胸に期す。
勝てば、両ツアーのシード権も得られるだけに、「日本のコースはフェアウェイといい、グリーンといい、すべて文句のつけようがないほど素晴らしい仕上がりですね」と、来日のたびに感嘆の声を上げているだけに、このビッグチャンスを逃す手はない。