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フジサンケイクラシック 2012

宮本勝昌は富士桜賞を獲得

チャンピオンは最終日に誕生日を迎えたが、自分も今週火曜日に40歳になった。奇しくも今年、記念の40回を迎えた大会の歩みとともに、本人も節目の年を迎えて“バースディV”を達成する気で満々だった。

しかし表彰式では「富士桜賞」の賞金30万円をいただいて、満員のギャラリーに拍手をおくられるので精一杯。その週の、ベストスコアを出した選手に贈られる。初日にマークした65を破る選手はこのあと、誰もいなかった。
記念の週の首位発進には成功したが、お祝いムードもそこまでだった。
3日目は、応援にかけつけた師匠の芹澤信雄に見守られながらも8番ホールあたりから、「球が暴れ出した」と、ボギーとダブルボギーばかりで、その日は結局ひとつもバーディが取れないまま急降下だ。

藤田が“兄弟弟子対決”を所望していたが、最終日も43位タイに終わり、今回は実現しないまま終わった。
「でも今週は6アンダーというのが一度出たので。これを自信にまたこういうのを2回、3回と続けていく」と、気を取り直していた。

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