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フジサンケイクラシック 2012

地元・山梨県出身!! 河野晃一郎が「良いターニングポイントになれば」

凱旋出場だ。昨年は10月のマイナビABCチャンピオンシップでその年、賞金王に輝いた裵相文(ベサンムン)とプレーオフ6ホールの激闘を制して悲願のツアー初優勝を上げた。
ツアー覇者として挑む今大会。会場の富士桜カントリー倶楽部は実家のある山梨県笛吹市から、車で40分ほど。

家族や知人が駆けつける今週は、特に頑張りどころだが、「実は優勝してからずっとあたふたしたままで。最近、ようやく落ち着いてきたところ」と、今季はまだ予選通過が4試合と、ふるわない。

「自分を見失いつつあった」という。
初Vを機に、さらに上を目指して取り組んだことで、かえって不振に陥った。
「ちっちゃなプライドも、あったと思う」。
初Vをあげたことで、「自分にもやれるはず、というような・・・。それは自信とは、また別のものでした」。
こんなはずじゃない、という思いが足かせになった。
「昔の自分のスイングにこだわることで、今やるべきことが分からなくなっていたと思います」。

トンネルも、どうにか出口が見えつつある。
「解決するために、やるべきことも分かってきました」と明るい兆しも。

「今週は、嫌でも気合いが入る大会。良いターニングポイントになれば。良い集中力を出して行きたいです」。地元の声援を味方につけて上昇気流に乗りたい。

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