日清食品とスポンサー契約を結ぶホストプロが、辛くも予選通過を果たした。

初日は12番で、池ぽちゃと３パットの二重苦でトリプルボギーを打ったのが響いて、４オーバーは圏外からの予選ラウンド２日目は、大まくりどころかどうにかカットラインに潜り込むので精一杯のゴルフ。

大会直前に、Ｖ宣言をぶち上げているだけに、これでは若大将の気が済まない。

特にこの日は上がりの２ホールで、最大の見せ場を迎えただけに、自分への怒りが収まらない。
「最後のバーディパットも、前のイーグルパットも入れられたはずと思うと、自分が腹立たしい」と憮然と、「勝つといったからには、それなりのゴルフをするのがプロというものでしょう」と、とことん自分を責めた。

「勢いだけで、やれるわけではないのに。俺はまだまだ甘い」と、有言実行の難しさが改めて身にしみた２日間。
「この大会を迎えるにあたって、もっとプロらしい、俺らしい、ホストプロらしい、大会にふさわしいゴルフをしないといけない」と、気合いを入れ直した。
「あと２日。自分が出来る限りの最高のパフォーマンスを見せたい」と、凛々しく前を見据えた。