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トップ杯東海クラシック 2014

単独2位浮上! I・H・ホ

今日はJ・チョイ(右)とのラウンドに、ホはスコアでも目立ちまくった
大混戦をかいくぐり、やにわにV争いに加わった。母国韓国では、天才プレーヤーとして名を馳せる27歳が、三好でも相変わらずヤーデージブックも持たずに回ってきた。

この日のような強い風の中でも、勘頼み。ハウスキャディさんも、「私は何にもしていない。それでもプロの距離感や、グリーンの読みも、素晴らしかった」と、大絶賛のゴルフは、前半の7番、9番では絶好のバーディチャンスを外して、消沈のまま折り返したがその分、10番で9メートルの長いバーディトライが決まり、さらに12、13、14番できわどいパーパットを沈めて、まして380ヤードの14番ではティショットを左の木に当てて、2打目は220ヤードも残る大ピンチも2メートルをしのげば、それはそれでテンションも上がる。

「あれが、今日の僕のターニングポイントになりました」と、すっかり気を良くしてティショットで354ヤードを記録した15番や17番ではチャンスも逃さず「最高ですね!」。

夏にブルーに染めた髪は秋になり、「ちょっと色が落ちちゃった」と、今は鮮やかな金色に“紅葉”して、この日は同組のJ・チョイとお揃いの髪色も、難コースで鮮やかに映えた。
上位陣が、軒並みスコアを崩していく中で、ふわりと浮上。首位とは2打差で迎える最終日は、単独2位と絶好の位置から狙うツアー初優勝は「いつも同じようなコメントで恐縮ですが、そのあたりは気にせずに、今日と同じような気持ちでプレーしたい」。首位を走る金の強敵になりそうだ。

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