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トップ杯東海クラシック 2014

地元プロ! 近藤共弘が3位タイ浮上

今週は、車で約30分の実家から、コースに通うご当地プロ。今年は、1勝の経験がある5月の中日クラウンズでも最終日を最終組で迎えるなど、やっぱり地元には、なんかある?!

「いやいや、ないでしょう・・・。地元は難しいもん。うまくやれない」と、本人には手応えゼロでも、このスコア。
「ドライバーが・・・」。右に曲がって仕方ない。7番ではティショットで林をかすっておきながらも3連続バーディで、喜んでいたのもつかの間、9番ではグリーン手前のバンカーから、グリーンに乗せられずに、ダブルボギーで吐き出して、「がっくり来てた」。

気分もスコアも落ち込んで折り返したが、そのままでは終わらないのもやはり、地元の底力。
「ドライバーショットの何がいけないか。原因は分かってる。振り遅れてる」。
分かっちゃいるけど、思うように反応してくれない37歳の体。ショットの不振に、コースの難しさが加わりなおさら「思うように振らしてくれない」。

ティショットが危うい分、17番のようにたとえ距離が残っても、スプーンで確実に刻んで、200ヤードの2打目は4番アイアンで、「うまくラインを出していく」。2打目以降の巧みなショットで、どうにか形にして、最後の18番も、バンカーから絶妙の寄せで、パーを拾って息をつく。
「どうにか予選が通れて良かった」とは、3位タイで決勝ラウンドに進む選手のものとは思えないが、本人はそれくらいの心境でいる。
「和合といい三好といい、地元はどれもコースが難しいし、いろんな意味でね。名古屋は難しいよ」。ボヤキながら迎える週末だ。