Tournament article
ダンロップフェニックス 2014
I・H・ホは流血騒ぎも4位にとどまる
メジャークラスの2人と堂々渡り合っていたIHが、まさに手痛いトラブルに巻き込まれたのは12番だった。
2打目を「シャンク」して、右のブッシュの中へ。アンプレヤブルを宣言しようにも、「横にも後ろもドロップする場所がない」と、果敢にあるがままプレーを続けたのは良かったのだが、ショットの際に木の枝で手を数カ所切ってしまったのだ。
「右手親指の付け根と、左手の親指付け根。痛い・・・」と押さえた白い手袋は数カ所、血で赤く染まっていた。
おかげで、最後の18番も不本意なティショットになった。「ドライバーで振ると痛い」と、「自分のスタイルではないけれど、3番ウッドで打って、左にミス」と、最後のチャンスホールもバーディ締めの2人を横目に平凡なパーに終わったが、どうにか4打差の4位に踏みとどまった。
流血騒ぎの3日目も、「ミスはあの1ホールだけ。あとはノーボギーだったし、調子はいいので明日は大丈夫」と最終日にもういちど、上の2人に割って入るつもりだ。