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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2014
近藤も岩田もグリーン上で苦しむ
岩田は、4番でダブルボギー。左に打ち込んだティショットが運良く出てきたのは良かったが、アプローチがグリーンに届かず。5メートルのボギーパットも外して「グリーンが読みにくい。ショットも良くない」。
全面張り替えが行われたグリーンは「重いところがあったり、速いところがあったり。考え出すと、どんどんタッチが合わなくなる」と、ドツボにはまる。
一時はオーバーパーに沈んだが、後半は15番で6メートルを沈め、17番では15メートルものバーディトライをねじ込んだ。「上がってくるときはイライラしていましたけど」。後半の巻き返しを思い返せば、ヒロシの顔にもちょっぴり笑顔が戻る。
「あれで、チャラだな」と改めてスコアボードを見上げても、上が言うほど伸びていない。「それが唯一の救いですね」。
近藤は2オーバーで2日目を終えて、苦笑いだ。初日に続いて11番で、2日連続のダブルボギーに「今日はティショットを右の林に打って出すだけ。あそこは鬼門だね」。
大逆転の賞金王には岩田はもちろん、近藤もまた、ここでの優勝が絶対条件で「自分がいいスコアを出さない状況で、パットが入ってくれないこの2日間。厳しいな・・・」。この日は2人揃って同じ組で、ため息混じりにスコアボードを見上げた。