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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central 2014

I・H・ホが目指す!? ツアー最多アンダー記録

今年、今大会のポスターには、こんなサブタイトルがついている。「新記録への挑戦」。
昨年は、藤本が出した通算24アンダーは、それには3打足りなかった。4日間のツアー最多アンダー記録。

今年は、2日目にして通算17アンダーを出したI・H・ホの肩に、その期待がかかる。
「うう〜ん。27を出すには・・・、ギリギリ行けるか行けないか」。テレビのインタビューに応じて「最終日に28にします」と公言してしまったが、それはテレビ用のリップサービスだったようで、「いやあ、難しいです。27はなかなか出ない」と笑いながらも、何をしでかすか分からない選手のこと。
ついに新記録達成となるかもしれない。

ラウンド中は、コースのレイアウトなどをメモしたヤーデージブックも持たず、ホールアウト後の練習も「気が向いたら」と、練習場にもめったに姿を見せることはない。ある日は、スタートの20分前にコースに来たこともある。そんな選手が「・・・僕のプレースタイル、おかしいですか?」。
豪快に飛ばし、2打目以降は完全に自分の勘に頼りきりで、グリーン上もろくにラインも読まずにポンと打つ。「おかしいですか?」と、首をかしげて「ノーマルでしょう?!」と賛同を求める様子がまた面白い。

318ヤードはワンオンチャレンジの16番のパー4では、グリーンの奥に打ち込むなどこの日も大いに飛ばして、ピンにくっつけた。バーディチャンスはほとんど2メートル以内だったと言い、3番から怒濤の4連続バーディの直後の7番は、50センチもないパーパットを外したのが悔しいと言った。
「それまであんなに入っていたパットがあそこでどうして外れるかなあ・・・」と、この日唯一のボギーも、最後の9番はしっかりとバーディ締めに、「今はほんと調子いいです!」。
毎日、ついて歩いてくれる婚約者のエールも心地良い。「彼女の前で初優勝? 出来たらいいな。頑張ります!!」。

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