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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2014

宮本勝昌は「孔明に、ついて行くつもりが抜かしちゃった」と5位タイ浮上

目下、賞金ランク14位の宮本が、今から賞金レースに名乗りを上げるためにも、優勝賞金4000万円の今大会はビッグチャンスだ。この予選2日間を、同組で回ったのは孔明。目下賞金1位の男に聞かれた。
「宮本さんは、いまいくらです?」。
「4000万円ちょいかな」。
「じゃあ良かったです」と、まるでもうチャンスがないかのように言われたら、黙っておれない?
「いやいや・・・。基本、孔明は目の上のたんこぶしか気にしていないから」と、笑った宮本。
“兄弟子”が賞金1位を走っていたときに、同2位につけていた孔明はその藤田を「たんこぶ」呼ばわりした。
「藤田さんは意外とそういうの、ちくちく言うけど。俺はあまり気にしないから」と、意に介さず、むしろ「孔明はやっぱり非常に良いゴルフをしてるから。頑張ってついて行こうと思った」と、追いかけていくつもりが、2日目はその孔明を1打差でリードして「抜かしちゃった」と、ちゃっかり凌駕。

この日は65で回って、5位タイに浮上して、自身も賞金レースに加わるためには「あと2回は勝たないといけない」。厳しい戦いも承知の上で、「シリーズの前に、範囲の中にあれば」と今季の最終戦までに、孔明と兄弟子の間にも、割って入る気満々の宮本だ。

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