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Novil Cup 2014
2日目なんと66人抜きを記録したのは、四国・香川県出身の原敏之
前日の104位から38位と、実に66人抜きのジャンプアップとなった。
スタートの1番パー5で、ティーショットを右にふかしてしまい隣のホールへ。林超えで距離感が掴みにくいセカンドショットながらも見事2オンに成功。イーグルトライも沈め好発進をした。
7番・8番・9番・10番と4連続バーディを奪い、一時、TODAY6アンダーペースにのせたが、後半は池ポチャをするなど自らブレーキをかけてしまった。
「いきなり隣のホールからイーグルで、7・8・9番と3連続バーディでフロントナインを終えて、これはいけると思ったんですけど、後半につまらないミスをしてしまって。後半を丁寧にプレーしていれば借金を清算出来るくらい伸ばせたかもしれないですね」と好スコアでのホールアウトだが悔しさをにじませた。
今週の『Novil Cup』は地元四国出身ということもあり、主催者推薦で出場している。
昨年のQTでは大失敗をし、QTランキングは582位。ツアーもチャレンジも主催者推薦や予選会を勝ち上がってしか出場資格を手にすることが出来ない立場だ。
しかし、『Novil Cup』で15位以内でフィニッシュすることが出来れば、QTランクに関係無く、次戦のプラスワン・福岡雷山チャレンジ(5月8〜9日)への出場権を手にすることが出来る。また開幕から3試合終了した時点でチャレンジ賞金ランク30位以内をキープ出来れば4戦目以降の出場権も手にすることが出来る。
第一目標となる15位以内までは4打差。1日目が終わった時点では予選通過さえ絶望的なポジションだったが、予選通過どころか、次戦の出場権を狙えるポジションまでジャンプアップしてきた。
「明日は早いスタート時間の組みになるので、風が吹かないうちにどんどんスコアを伸ばして、Top10を目指して頑張ります」と意欲をみせた原。1日目の104位から、果たして何位まで順位を上げることが出来るのか注目したい。