Tournament article

JGTO Novil FINAL 2014

村上貢は1打差の2位に

村上貢は1打差の2位に終わったが、ホールアウト後はさばさばした表情であった。8年ぶりのチャレンジ出場だった。首位と1打差のスタートだったが、15番ホールにある速報板を見ると、首位の今平周吾とは3打差に開いていた。「もう届かないな」と思った。

16番(パー4)で残り150ヤードの第2打を8番アイアンで「軽めに」打った球は、ピン2メートル弱についた。このバーディパットを沈め、スコアは通算6アンダーに。18番は打ち下ろしのパー5なので、バーディを計算できる。残り260ヤードを3番ウッドで果敢に2オンを狙いに行った。ただ、グリーンの左には大きな池が控えており、少し逃げてしまい、ボールはグリーン右に外れた。

そして、グリーン脇にある速報板を見ると、今平が7アンダーになっているのを確認した。まだチャンスはある。だが、3打目のアプローチを失敗してしまった。逆目のライにあり、クラブが突っかかるような形で、ピンから7〜8メートルショートしてしまったのだ。結局このバーディパットを決めることができずに、2位に終わった。

それでも久しぶりのチャレンジで2位に入り、「上出来です」と納得。すぐ来週にはサードQTが控えている。いい形で「つながってくれれば良い」と手ごたえをつかんだようだ。ぜひファイナルQTまで進んで欲しい。