昨年は開催コース（ジャパンＰＧＡゴルフクラブ）所属の永松宏之が、所属プロとしてチャレンジトーナメント初優勝を挙げたことは記憶に新しい。

本年度の開催コース、静岡カントリー浜岡コース&ホテルに所属するのは酒井和貴だ。
酒井は県外の高校を卒業後、研修生として静岡カントリー浜岡コース&ホテルに入り、気が付けば在籍年数が20年を超え、今ではコースを誰よりも理解している存在となった。

昨年の再現となるのか注目される中、酒井が地の利を生かしたプレーをすると宣言した。
「チャンスなので、ぜひいいスコアでまわりたい。スコアの伸ばしあいになると思う。あまり気負わず、いつも通りのプレーをしたい」とあくまで慎重な姿勢をみせる。

毎日の目標スコアを5アンダーパーに設定した酒井は「チャンスホールでしっかりバーディーが獲りたい」と話す。

チャレンジトーナメント参戦は2012年『ＰＧＡ・ＪＧＴＯチャレンジカップ I in 小野東洋』以来2年ぶりとなる。「2年前は1打で次の試合の出場権を逃した」と悔しい思いもしたため、リベンジを誓う。

ホームコースでの好成績を足掛かりにステップアップを目指す。

• 永松 宏之