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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2014

宇宙品質のカーボンの高精度技術を支える最新鋭装置がクラブハウスに世界初お目見え!!

宇宙品質のカーボンシャフト
今大会の主催者である「seven dreamers laboratories, inc.」は、宇宙技術の分野で培った世界トップクラスの高精度技術を惜しみなく採用したカーボンシャフトを製造し、販売。ゴルファー一人ひとりに最高のパフォーマンスを発揮させる完全オーダーメイドのシャフトは、ゴルフ界でも大きな評判を呼んでいる。
そんな宇宙品質ともいえる高精度技術を、より多くの選手にも知ってもらおうと、会場となる米原ゴルフ倶楽部のクラブハウス1階には、見慣れないブラックボックスが置かれている。
このブラックボックスについて、同社のpresident & CEOである阪根信一さんに話を伺ってみた。
「このブラックボックスは、『ゼロアングルファインダー』という機械で、ゴルフクラブを丸裸にする装置です」
ゴルフクラブを丸裸??と、頭の中に?マークが何個も浮かび上がってしまったが、阪根さんはこう続ける。
「丸裸にするというのは、ゴルフクラブがその性能を最大限に発揮できる状態なのかを目で見ることができる…ということ」
クラブの機能を目で見られる…と言われてもなかなかピンと来ないが、さらに詳しく話を進めてくれた。
「カーボンシャフトは、薄いカーボンのシートをロール状に巻きつけて整形するのですが、その製法上、カーボンの巻き終わりの部分は、どうしても厚みが出てしまいます。それはいわばシャフトの背骨ともいえる部分で、この部分を適正な位置でヘッドやグリップを装着させないと、せっかく高性能なシャフトでも、その機能を発揮させられないことになるのです。その背骨の部分は“スパイン”と呼ばれ、直線ではなく捻れていることもあるため、その“スパイン”が適正位置でセッティングされているかは、ゴルフクラブとして非常に重要なのです」
ゴルフクラブを構成しているパーツは、大きく分けてヘッドとシャフト、グリップという3つだけ。このパーツをセッティングする時の精度やバランスが重要になってくるという。
「この『ゼロアングルファインダー』の内部では、『ゼロアングルバイブレーションメソッド』という方法でクラブの解析を行い、クラブに振動を与え、それを画像として解析していくことで、クラブがどのような状態なのかをひと目で見られるようになっているのです」
シャフトの解析に、振動数などを用いることは、シャフト開発の現場では日常的になってきているものの、それはあくまでシャフト単体での解析においてのみ。この『ゼロアングルファインダー』のように、ヘッドやグリップが装着された完成品としての解析は、世界初の技術だという。
「この高精度技術は、我が社のシャフト開発に生かされており、一人ひとりのゴルファーに最高のパフォーマンスを発揮するオーダーメイドのカーボンシャフト製造においては、なくてはならない技術なのです」
 同社のカーボンシャフトが宇宙品質と呼ばれる所以は、こんな高精度技術に支えられているからにほかならない。

 最後に阪根さんに主催者として明日からの大会において、選手に期待することを聞いてみると…。
「このチャレンジトーナメントをキッカケに、我社としては世界基準、いや世界最強のゴルファーの育成を手助けしていけたら…と思っています。この大会での優勝者は、レギュラーツアーの『トップ杯東海クラシック』の出場権も得られます。チャレンジで優勝し、そのレギュラーでも優勝。そして、世界の舞台へとその道が繋がっていったら嬉しいですね。その時には「seven dreamers laboratories, inc.」のシャフトで戦ってもらえたら…言うことありませんね」
 今後は、クラブメーカーと連携し、カスタムシャフトとしてのサポートも視野に入れている阪根信一president & CEO。チャレンジトーナメント開催という扉から、「seven dreamers laboratories, inc.」としての新たな挑戦が始まる。
  • president & CEOの阪根信一様